こんにちは!50代シングル女性、はぴもりです!
この記事は、名前の由来にいい意味付けをし直すことにより、自分の名前の魅力を再認識する自分研究セミナーのワークです。
子供の頃の夏やすみの自由研究を思い出して、楽しんで取り組んでみませんか?
あなただけの名前に素敵なストーリーをつくる
名字はさておき、下の名前ってあなただけのためにつけられた固有の名前ですよね!
世界で、宇宙で、たったひとつ、あなただけのもの。
同姓同名がいたって、あなた固有であることは間違いありません。
さあ、ではこの奇跡のように素晴らしいご自分のお名前を紹介・説明してください。
となると、なかなか説明できない方もおられるのではないでしょうか?
今回は、あなたの素敵なお名前に、新しい解釈を加えていきます。
名前の縁起は自分でつくっていい
世の中の縁起やいわれの多くは、語呂合わせ、こじつけ、だじゃれです。
(言いきってすみません!由緒正しい神社仏閣など、歴史に基づいたものももちろん多数あります)
いい例がお節料理。縁起が良いお料理とされていますが、
- かずのこは卵がいっぱいだから子宝に恵まれる
- 蛸は「タコ」=「多幸」
- だて巻は巻物に形が似てるので知恵・出世の象徴
- 黒豆はいつまでもまめに元気に
- 栗きんとんはきれいな黄色から黄金を連想させ金運に恵まれる …など
他にもふぐは福を連想させて縁起がいいとか、するめは「ばくちでお金をする」ことを連想させるのであえてあたりめと呼ぶなど。
日本人の知恵ですね!
何でもポジティブな意味づけをし、縁起がいいと楽しむ懐の深さ、おおらかさ、言葉遊びを楽しむ洒落っ気を改めて見習ってみませんか?
と言う訳で、自分の名前にも、ポジティブな意味付けをしてみましょう!
親の想い、名前の由来を知る(想像する)
私と同年代の方ですと、まだキラキラネームを授かった方は少ないかも知れませんね!
ご自分の名前の由来をご両親に聞いたことはおありでしょうか?
「優しい人になって欲しくて、優子という名前にしたんだよ」などはっきりしたメッセージをもらった方もおられるでしょう。
おじいちゃんの名前から1文字もらってとか、聞いたけどなんかはっきりしない、適当につけたらしい、など。
もう他界してわからない、親以外の方に名前を付けてもらった、という方もおられるでしょう。
ちなみに、私の場合は名前に「子」をつけないのが当時の流行だったらしく、最新のイケてる名前をつけてくれたようですよ。今となってはほほえましいですね。
まあ、親の想いはいったん置いといて、ここからはあなたの自己解釈を加えていきます。
自分の名前の意味を考えるワーク

名前についての基本情報を集める
ここからは、女性の名前「美恵(みえ)」さんを例にとって進めます。
読んだそのままの印象は、こんな感じですかね。↓
- 美しさに恵まれる(美人ってこと?)
- 美しく、恵まれた人生を送る(お〜、シアワセってことね)
では、改めて名前について調べて行きましょう!
占いじゃないので、画数なんて関係ないですよ。
そして、自分に都合が良い部分だけ取り上げるのがポイントです。
漢字の意味と成り立ちを調べる

「美」の漢字の意味
ちょうど子供用の漢字辞典があるので、引いてみます。
・・・・・しまった!
だからアナログだと笑われてしまうのです。
ここは当然検索です。
ネットで「美 漢字 いわれ」で検索してみましょう!
「美」の意味
- うつくしい。
- おいしい。
- 優れている。立派。
- 褒める。
「恵」の意味
- 親切にしてあげる。情けをかける。
- お金や品物などを与える。
- 賢いこと。

漢字によっては、ネガティブな意味のものもあります。
そんな時はまるっと無視します。良い意味のものだけ、すくいとります。
「美」の漢字の成り立ち

「羊」と「大」を組合せた字。古代では羊は神への供物とされていた。
神に捧げる大きくて形の良い、みごとな羊のことを表現して美しいと言った。
「恵」の漢字の成り立ち

元の字は「惠」。
上部は絹糸を巻き付けたまるい糸巻きをぶら下げた様子。
それに心をつけて、丸く相手を抱き込む、穏やかな心を表す。
他にこんな解釈も。
「糸巻き」の下に「心」を合わせて、心に沢山の宝物を持っていることを表す。
糸巻きは同じ方向に糸を巻き付けることから、「一途な気持」を表す。
ここで注目したいのは、「恵」の漢字に「自分が恵まれる」という意味はなかったことです!
これは意外でした。
人に対して、親切や物を差し上げるという意味なんですね。
差し上げるにはいろいろな段階があります。
- 意思に反して奪われる(カツアゲされる、搾取される)
- 働きの対価として渡す(あげて当たり前)
- 献上する(見返りを期待して、貢ぎ物をする)
- 与える(自分は充分に持っているので、今必要な人にプレゼントする)
「恵」は、このうち4番目の「与える」の意味にあたるのではないでしょうか。
言われも諸説あり、調べるたびに違うことが書かれているかもしれません。
納得いく説明と出会えるまで、何件か調べてみましょう。
自分の新解釈を加える
材料が出揃ったところで、あなたのお名前に新しい意味付けをしていきます。
つまり、文章を考えます。
ここからは発想力の勝負です。頭を柔らかくして、取り組んでくださいね!
「いい意味なら何でもアリ」です。
自分はどんな人でいたいかが大切
自分の気持にぴったりくるように。こうありたい、という観点から考えましょう。
謙遜は無用、思いっきり自己中に考えましょう。
少々ずうずうしいくらいがちょうどいいですよ。
イマイチな思いつきも、全部文字にして吐き出すのがコツ。
浮かんだことを全部メモして、それを元にアイデアを練り上げましょう。
ご両親に聞いた名前の由来が腑に落ちるなら、それを脚色するのもOKです。
英語に書きかえたり、語呂合わせ、あいうえお作文、当て字など何でもあり!
あなたにとってわくわくするようなストーリーを考えましょう!
タイトル+短い説明文にまとめる
さあ、仕上げです。
あなたの名前の意味をタイトルと説明文にまとめましょう。
では、「美恵」さんの場合の結果を見てみましょう。↓
素晴らしいものを惜しげもなく人に与える、豊かな人
神様への捧げ物にするほど大きくて美味しくて立派な羊、そして絹の糸巻きが象徴するように、現実の生活にも心の中にも沢山の宝を持ち、豊かな人生を送っています。
そして宝(物・親切)を惜しげもなく人と分かち合うことで、幸せを感じ、物質的にも心も更に豊かになるといういい循環を繰り返します。
自己ブランディングの第一歩
いかがです?
最初とはまったく違う意味付けができましたね!
自分の名前についてこれだけ時間を使って考えることは、なかなかないと思います。
「名前は授かったものだから、自分で変えたりはできない。」
その通りですが、意味付けを書き換えることはできます。
創作力を駆使し、語呂合わせ、こじつけ、だじゃれを総動員して、あなたの名前にもイメージのよいストーリーをつくってみましょう!
これも自己ブランディングの第一歩です!
もちろんどうしても「自分らしくない」と感じる名前なら、ペーンネームで活動することも可能。
自分で決めていいんですよ!

