毎日ごはん

【2019年版】お花見弁当☆反省と対策レシピ

はぴもり、お花見弁当にチャレンジ*

こんにちは!50代シングル主婦、はぴもりです。

お花見で料理担当を任命されて、普段お世話になっているので、断りきれず・・・頑張って作りました。やり遂げたことが自分でも感動です。

いつもはビールを飲みながらだらだら料理をしていますが、今回は特別頑張りました。

お仕事くらい大変でした。

でもこのまま放置すると、来年同じことでつまづきそうなので、自分のために内容をまとめることにしました。

入れ物どうする?

お弁当箱はお重でと行きたいところです。お重というだけで、少々の難は隠せそうですから。

でも、交通機関で手に持って移動なので、お重だと重いし、汁がこぼれたりの心配があります。
腹をくくって保存容器にしました。

今回は5名分の料理なので、100均のセリアで巨大な保存容器を3つ購入しました。
お重でも3段が基本だもんね。
サイズは縦27cm×横20cm×高さ6cm弱くらい。
他にも白でなくかわいい柄の紙皿、箸など購入してちょっとテンションアップ♪

この保存容器のにくい所は、でかいけど電子レンジにかかるサイズということです。(フタはダメよ)

セリアで買った、保存容器&かわいい紙皿
セリアのクッキングシート☆これがあるだけでお料理が美味しそう♪

この時購入してすごく助かったのが、柄入りクッキングシートです。
下にしくだけで、保存容器のチープ感を払拭してくれました♪
ありがとうセリア。100均てスバラシイ。

献立を考えるゾ☆

私は「サラダ系」「魚介系」「お肉系」「煮物」「ご飯系」に分け、思いつくままだらだらノートに書いていきました。

まだ素案なので、深く考えず書いていきます。
ぐちゃぐちゃですみませんが、画像を載せます。
右には買う物を書き出します。

買う物リストには購入済かどうかわかるようチェックボックスが付いています。

3つの保存容器を「サラダ」「お魚」「お肉」と分けるようにイメージしていましたが、実際は「サラダ」「焼き物」「揚物」と分けるのがgoodかも。

【余談】結構大変*食材の買い出し*しかも買い方へたくそ(泣)

しみったれのはぴもり。コスパ命。
それぞれの素材を、一番安く買いたい!
しかもまずまずのクオリティーのものを!

ということで購入先は「業食(業務用食品スーパー」「万惣」「コストコ」の3箇所に分れました。
それぞれ得意分野があるので。

「こんなことしてるから、しんどいんや。」ごもっとも。
1箇所で価格気にせずバンバン買えば、労力も時間も節約できるんですが、、、。
(お花見弁当のように納期が決まって入る時は、買い出し効率が重要…と痛感しました体はひとつ、時間は有限)

長年主婦してると、どうしてもコストパフォーマンスが気になって。
しかも沢山買う方が安いので、テンション上がってついつい大量に買っちゃう。
だからコストコも大好き!

買物の仕方は全然スマートではありません。
リストは持っていくものの、あれも、これも、リストに無いものも大量に買ってしまいます。
食材にも【買物依存症】があるとすれば、まさにソレ。

こういう時は、家の冷蔵庫の容量が倍だったらいいのにと思います。
どれだけ小分けしても冷凍庫やパーシャルに入りきらず・・・

野菜だって温かい室内でおいておくとすぐ悪くなります。
冷蔵庫の方が長持ちしますが、ぱんぱんで入らない(泣)

ありゃ〜こんなことしてたら、せっかく低コストで買っても意味な〜い!

本気でベランダに冷凍庫設置しようかと、Amazonで検索したりしました。
でも普段はたった2名の家庭。年に2回くらいしか出番はないのです。

「ごめんなさい。私が悪うございました。」といつも反省しています。
反面教師として頂ければ・・・

決定した献立はコチラ

サラダ系

■ポテトサラダ
 男爵芋・ロースハム・アスパラ・絹さや・クリームチーズ
 隠し味で大根なます、柚子

■タコウインナー
 粗びきウインナー

■生ハムのクリームチーズ巻き
 クリームチーズ・貝割れ大根

■卵焼(L3個)

■半熟ゆで卵

■付合せ
 グリーンリーフ・プチトマト・トマト乱切り・スナップえんどう・大葉

焼き物系

■海老香味揚げ
 有頭赤エビ・照焼きタレ

■ホタテベーコン串
 ベビーホタテ・薄切りベーコン・つまようじ

■ブリ切り身照焼き
 ブリ又はハマチ切り身・照焼きタレ

■煮豚
 豚バラ・照焼きタレ

揚物系

■豚カツ
 豚ロース

■海老フライ(冷凍)

■ハスのはさみ揚げ
 明太子・大葉

煮物(別の小さい保存容器)

■八寸(煮〆)
里芋・はす・たけのこ・人参・コンニャク・ごぼう・生椎茸・絹さや

おまけ*ホルモン味噌炒め(別の小さい保存容器)

肉屋さんで、「フライパンで炒めるだけ!」という大腸の味付けが売っていたので、急遽ラインナップ。キャベツと一緒に炒めて持っていきました!ぱさぱさしたものが多いので、変化がついて良かったです!

ご飯系

ご飯類はラップでつくる手まり寿司など妄想したのですが、とても手が回らず、おむすびなどを後から購入する形にしました。

リストで書くとこんなにちょっぴりなのに、料理にはえらい時間がかかりました。
途中で投げ出したくなったほどです。

家できままに作るのとは違い、量も多く納期も決まっているので、甘く見ていたらひどい目にあいます!

一晩ではムリです。次回は3日計画で調理しようと思います。
もちろん買い出しも前倒しです。

さあ作ろう*レシピはここから*まずはある程度保存OKの煮物から!

料理は何でも作り立てが美味しいに決まっています。でも弁当となると、そうもいきません。常識的にいくと、作る順番は煮物、サラダ、焼き物、揚物が鉄板ですかね。

今回やってみて感じたのは、保存容器1つづつ完成させていくのがラクだということです。容器ごとに、似た料理を集めるというのは、本当に合理的です。

そして今回食べてくださった皆さんの反応や、自分で食べた反省を踏まえて、次回はこうするぞという改善点を含めレシピを掲載します。1年後に同じことで泣かないよう、ほぼ自分の為です。

その1.煮豚【甘口】

煮豚は調理後冷蔵・冷凍保存可能!
直前にレンジで温めればOK!

焼き豚といえば、塊肉をフライパンでジューと焼目をつけてから煮るのが普通だと思いますが、今回コストコで厚さ8mm程にスライスされた豚バラを購入しましたので、焼き付け工程は省きました。

失敗点:今回は照焼き味のタレに長く漬け過ぎて失敗しました。
辛くなってしまったのです。
慌てて湯でさっと煮ると、今度は薄い感じに。
この反省を踏まえたレシピです。

材料

  • 豚バラ(厚さ8mmのスライス) 400g
  • 下煮の時の臭みを消すもの/潰した大蒜・生姜・白葱の固い部分
  • 照焼きタレ/みりん60ml、しょうゆ30ml、砂糖大さじ1、大蒜・生姜すりおろし少々(多めに作る時はみりん200ml、しょうゆ100ml、砂糖大さじ3、大蒜・生姜すりおろし少々)

作り方

1.表面に焼目をつける工程を省略します。
肉の表面を洗います。

2.豚バラは、1枚を4等分(幅5〜6cm)に切る。

3.豚バラを茹でて箸がすっと通るくらい柔らかく下煮します。
しっかり漬かるくらいの量の水を入れ、包丁の腹で潰した大蒜・生姜・白葱の固そうな部分を入れ、沸騰させます。
これにより臭みを取ることができます。

豚バラと弱火でことこと1時間煮込みます。落とし蓋にクッキングシートを使います。鍋のフタもお忘れなく。(豚バラを煮た水(スープ)はだしが出ているので捨てないで!)

4.照焼きタレの準備をします。分量は上記のとおりですが、鍋の中か電子レンジでさっと沸騰させ、砂糖をよく溶かします。お好みで、水溶き片栗粉でトロミをつけます。

5.柔らかく煮た豚バラをタレに漬け込みます。理想は熱いタレに熱い豚バラを入れると、味が早くしみます。漬け込む時間はお好みで2〜3時間、又は4〜5時間で引き上げましょう。長過ぎると辛くなってしまいます。

6.タレから取り出してジップロックか保存容器に入れ、出番まで冷蔵します。

今回の学び☆
柔らかくておいしいけど、色が薄く食欲をそそらないという欠点が。(見た目が地味)
最後にタレで炒りつけた方がいいのか…???
(これまでの経験でいくと、最初に表面に焼き色をつけても煮ると薄い色になります。)

下煮した水(スープ)について

ラード

豚バラをとり出したのち、鍋ごと冷蔵庫で冷やすと、油が上に白く油が固まります。この油はラードです。コクが有り、色々な料理に使えます。保存容器で冷蔵すれば、長くもちます。

スープ

残った煮汁(スープ)も、豚のだしが出ているので、他に活用できます。そのためには、一度濾す必要があります。私は普段、100均で買った漉し器&珈琲用のペーパーフィルターを使っています。もし煮汁が冷めていたら、軽く沸騰させれば、スムーズに不純物を濾すことができます。

左がラード、右が濾したスープです

その2.八寸(煮物)

失敗点:今回思い知ったのは、家で食べるのと戸外で食べるは違うということです。八寸(煮物)は味が薄く失敗でした。鶏ももを入れるのを忘れていたこともあり、あっさり過ぎて物足りない印象に。

その反省を踏まえて、次回は鶏肉と炒りつけることにより味を濃く仕上げたいと思います。

材料(多めにできました。半分でもいいかも!)

  • 鶏もも1枚
  • 筍ボイル1本
  • ごぼう1/2本
  • 人参小1本
  • はす1/2本
  • 生椎茸3個
  • 里芋5個
  • 板こんにゃく1枚
  • 絹さや
  • 煮汁/今回は豚バラを下ゆでした水を使用。量は適当ですみません。粉末和風だし大さじ2、しょうゆ大さじ1、みりん大さじ2、砂糖大さじ2(煮豚のタレを流用してもOK)

作り方

1.まずは里芋の準備から。タワシで周りの土をキレイに洗います。皮がむきにくいので、下ゆでします。ひたひたに水を入れ、沸騰してから2〜3分茹でます。そののち包丁で皮をむくと、格段にらくちんです。一口大に切ります。

2.今回は里芋のみ単独で調理しました。里芋が崩れやすいためです。少々見かけを気にしなければ、他の材料と同時に煮てもいいんですよ!

3.材料はそれぞれ一口大に切ります。まず鶏もも肉を炒め、油が出た所で他の材料も入れ、さっと炒めます。

4.煮汁を入れ、クッキングシートの落とし蓋&鍋のフタをし、沸騰したら弱火にして材料に火が通るまで30分くらい(?)煮ます。

5.フタをとり、炒り煮にします。火を中火に戻し、煮汁の味を材料に含ませるように混ぜながら水分が少なくなるまでゆすりながら加熱します。

次は絶対成功するぜ〜*いえい頑張ります。

その3.次は冷たい生野菜類!!

生野菜で準備したもの

  • グリーンリーフ
  • トマト
  • プチトマト
  • 大葉

お弁当の大敵は水気。生野菜のポイントは、洗ってカットしたのち、クッキングペーパーなどで、しっかり水気をふき取っておくこと!案外手間です、、、。

その4.付合せ野菜、ボイルしておこう

ボイルが必要な野菜を調理しておきましょう。

今回のボイル野菜は***

皆さんもご存知のように、ボイル野菜の命は歯ごたえ!茹で過ぎた野菜は悲しいばかり。ボイルの時はコンロ、もしくは電子レンジの前で監視しないといけません。

最初の段階ではアヒージョができたらいいなあと計画していました。ブロッコリー・生椎茸・エリンギ・パプリカ・プチトマト・大蒜など。これは手間の問題で挫折。通常のボイルにしました。

材料

  • 絹さや(八寸用)
  • スナップえんどう
  • アスパラ

作り方

私のやり方はボイルというより蒸し焼きです・・・フタがしまるフライパンで少ない水で蒸し焼きにします。その方が栄養が水に逃げないかも。

1.下ごしらえ。絹さや・スナップえんどうはすじを取る。アスパラは下から1.5cmはカットして捨てる。3等分し、一番根元に近い方は固そうなら皮をむく。

2.フタのある鍋に水を5mm~1cmの深さにいれます。岩塩(塩でOK)を振り入れ、濃いめの塩水に。

3.沸騰したら固そうな物から投入。火が通りにくいものと通りやすいものを二段階で投入します。この場合は、アスパラの茎とスナップえんどうです。沸騰を1〜2分持続。(茹で過ぎないようよく監視して!)

4.ある程度火が通ったら絹さや・アスパラの穂を入れ、時差で適切に火が通るようにします。

上級者は余熱も考慮し、早めに火を切って鍋にフタをしたまま1〜2分おいてください。

5.蒸し上がったらざるにとって冷まします。

今回の学び☆ボイル野菜の塩気は強めでも違和感なし!塩はしっかりめで正解!家で味見したのと、現地で食べたのとは感覚が違います。塩気はしっかり目くらいが適切!

その5.半熟ゆで卵

単純だけど奥が深い・・・ゆで卵。

私の好みは半熟。色々やってみて、失敗のない方法にたどり着きました。卵のサイズや冷蔵庫から出したばっかりor室温で保存など条件が変わると結果も変わってしまいます。条件を一定にすることにより、毎回同じ結果を得ることができます。一度あなたのベスト条件を見つけ出せば、常に好みの茹で加減のゆで卵をつくることができます。

はぴもりの場合の【条件】

1.常温の卵(お店で買ってきたばかりor室温に戻した卵)

皆様もご存知のとおり、卵がスーパーで売られているのは常温コーナーです。
家に持ち帰ると、冷蔵庫に保管される方も多いでしょう。
卵の温度が冷たいか温かいかでは、当然茹で時間も変わります。
私は室温から茹でることにしています。

2.卵のサイズはL~LL

でっかい卵が好きなんです。できる限りL~LLを買います。
卵が小さいと、火が通るのも早いので茹で時間が変わります。

3.鍋はフタ付、ジャストサイズを選ぶ!

私はゆで卵を作る時、直径17cmくらいのミルクパンを使用しています。
これはゆで卵6個〜7個つくるのにぴったりなサイズです。

材料

  • 卵Lサイズ6個(室温)(鍋のサイズに丁度いい個数)

作り方

1.卵のてっぺんをスプンで軽くたたく。微細なひびが入り、あとで楽々からがむけます。
強くたたき過ぎると茹でている間に白身がどんどん流出してしまうので注意です!
コツは、たたいた時の音が、カン!だったらまだひびが入っていない感じ。
ベシ!という濁った音だったら、目に見えなくてもちゃんとひびが入っています。

2.鍋に深さ1〜2cmの水を入れます。卵の下だけつかっていれば充分です。
卵を入れた時、鍋に無駄な余白がないのがベストです。
6個、又は7個ぴったり入れます。

3.フタをして加熱、フタがカタカタしだしたら沸騰した証拠なので3分のタイマーをかけます。
徐々に火を弱めつつも必ずカタカタと沸騰が持続しているようにします。

4.タイマーが3分終了したら、フタを取らずそのまま余熱で30分くらい放置します。
これで私の好みの半熟ゆで卵に。

これを前述の照焼きたれにドボンと漬ければ、煮玉子ですね〜。殻をむいた卵とタレをジップロックに入れてしみこませるのがいいかもしれませんね!

その6.西日本味?しょっぱい味の卵焼き

卵焼きには、甘いとしょっぱいで好みが分れることでしょう。
個人的に、お菓子のように甘い卵焼きはニガテ。
普通の味の卵焼きです。
甘い卵焼きがお好きな方は、ここに砂糖をプラスしてください!
そして欲しいな〜と思いつつ、買ってないのが四角の卵焼き器。いつも丸いフライパンで焼いて巻き簀で整えています。

材料

  • 卵Lサイズ3個
  • 水 大さじ1
  • 白だし 大さじ1

作り方

1.それほど大げさなことはないのですが…卵3個、水と白だしを入れ、白身の塊がなくなるよう良く混ぜます。

2.フライパンにサラダ油を多め(大さじ2くらい??)に入れ、加熱したら卵液の3/4くらいを流し入れます。
固まり始めたら卵を一方に寄せながら、1〜2回巻きます。

3.残りの卵液を流し入れ、更に巻きます。

4.形は適当でもOK!焼き上がった卵を巻き簀で巻き、輪ゴムで止めます。
荒熱がとれるまで放置すれば、きれいな形に。
ふちを切り落として、8等分にします。

その7.生ハムのクリームチーズ・貝割れ巻き

簡単です。巻くだけです。でも時短となったポイントがあります。

製菓用のブロックタイプのクリームチーズでなく、おつまみ用で個包装されているクリームチーズを使用したことです。

サイズが均等で見た目もきれいなだけではなく、かなり手間が助かりました。
ブロックのクリームチーズを決まったサイズに切り分けるのは、案外大変ですから。

さらに、生ハムは切り落としではなく、サイズが揃った物を買いました!
生ハムをきれいにはがすのは結構大変。
サイズがバラバラの切り落としだったら、
時間のない時はイライラポイントに。

そのおかげで、短い時間で完了することができました。

当初はつまようじ等で刺さないといけないかと思っていましたが、巻くだけでしかっり生ハムが固定してくれました。

材料

  • 生ハム(整形、16枚)
  • クリームチーズ(個包装)
  • 貝割れ大根(1本あたり5〜6本)

次は揚げ・焼き物に突入!

その8.海老の香味揚げ【以外と人気】

有頭海老はむくのが大変なので、敬遠されがち。でも見た目の豪華さがあるので、あえて有頭海老にしました。

材料

  • 有頭赤エビ5匹
  • 下味白だし適量
  • 照焼きタレ(上記流用)/みりん60ml、しょうゆ30ml、砂糖大さじ1、大蒜・生姜すりおろし少々(多めに作る時はみりん200ml、しょうゆ100ml、砂糖大さじ3、大蒜・生姜すりおろし少々)

作り方

1.有頭赤エビをに下味をつけます。ジップロックに海老と白だし適量を入れ、向きをかえながら一晩冷蔵庫で寝かせます。

2.仕上がりの海老の形をきれいに揃える為に、海老をひらかなの「つ」の字に整えて頭の後ろからつまようじを刺します。

3.海老の水分をしっかりふき取り、170〜180℃の油で両面を揚げます。

4.香ばしく揚がったら、照焼きタレに漬けます。
途中で裏・表を返し、2〜3時間、又は4〜5時間漬けます。
長く漬け過ぎると辛くなるので注意!
盛付ける前につまようじを抜きます。

海老を揚げた後の油は、かなり傷みます。最初から少なめの油で揚げ、古新聞に吸わせて処分するのがいいかも。

その9.ホタテベーコン串

材料

これまた簡単な料理です。ベビーホタテとして売っている小さめのホタテを、ベーコンで巻き、つまようじを指したものです。

  • ホタテ(もちろん、むき身)
  • ベーコン(薄切り)
  • つまようじ

作り方

1.薄切りベーコンを半分の長さに切り、ベビーホタテを巻き、つまようじで固定します。

2.フライパンでベーコンの両面に焦げ目がつくように焼きます。これで出来上がり。

3.このままでもいいですが、前述の照り焼きタレにサッとくぐらせると味が濃くなり満足感があります。

次回に向けては・・・

見た目:
今回はベーコンで巻いてあったので一見してホタテとわからない。
食べてもらう食べるまでに時間がかかる。
次回はホタテ単独がいいかも!

味付け:
そして味付けもベーコンの塩味のみでかなりあっさり。
お弁当の場合は焼いた後、照焼きタレにさっとくぐらせても良かったかも。

その10.ブリ照焼き【次回はこってり甘辛味に】

今回は竜田揚げにしたのですが、味が薄かった!次回はこってり照焼き風にしたいと思います。以下、改善策です。

材料

  • ブリ切り身
  • 下味/麺つゆ適量
  • 小麦粉
  • 揚焼の油
  • 照焼きタレ

作り方

1.ブリ切り身は1口大(4等分)に切り、下味(麺つゆ適量)をからませ、一晩寝かせる。

2.ブリの表面の水気をふき取り、両面に軽く小麦粉をはたく。

3.フライパンに油をしき、両面を焼く。

4.フライパンにに照焼きタレを入れ、両面を炒りつける。

いよいよ揚物*ハピモリのやり方は…

ハピモリオススメの揚げ油

揚物はダイエットの敵?とも言われていますが、揚物ラブの私は揚げ油を「ヘルシーリセッタ」にすることにより、罪悪感なくゴンゴン揚物を食べています。

ホントの効果はわかりませんが、からだに脂肪がつきにくい中鎖脂肪酸が入っていると書いてあります。

600mlで400円強、と普通のサラダ油より少し高いですが、私の揚物ライフを推進するために採用しました。もう何年も使っています。

フライパンで少しの油で揚げる&同じ油をまた使う

みなさん、家であんまり揚物をしたくないらしい。
理由はわかります。
揚物したらキッチン周り全てに油が散ります。
(ウチでもメダカの赤ちゃんがいる水槽の表面も油だらけに。)

さらに揚物した後の油の処理が大変。袋に入れたり、吸い込ませたりして燃えるゴミに。

キレイ好きな方ほど、揚物に躊躇するのではないかと思います。

でも、揚物ラブのハピモリからしたら、ノー揚物、ノーライフ。
カリッと揚げ立ての魅力にとりつかれたハピモリは、何とか家で揚物を継続したい!

そこで実施しているのがフタ付フライパンで少なめの油で両面を揚げることです。

油の深さは2cmくらい。
油が少ないので、設定温度は180℃の時は170℃にしています。

そして、揚げ油も1回で処分するのでなく、カスを濾して再利用します。

これは有名な豚カツ屋さんが、揚げ油を毎日再利用しているというテレビを見てから納得して実行しています。

揚げ油は揚げるとどんどん減ります。
その豚カツ屋さんがおっしゃるには、歩留まりは3割だそうです。

常に減った分だけ新しい油を足して豚カツを揚げているのだそうです。

ウチでの具体的な方法は、オイルポットの上に取手がついた濾し網を乗せ、更に珈琲用のペーパーフィルターを置きます。

揚げ終わった油がまだ熱いうちに流し入れるとパン粉や天かすがきれいに濾されます。

竜田揚げなどで特に汚れた時は1回リセットしますが、まだいけるかな?と言う時はこの方法で次回も継続して使います。

揚物の順番

揚物はなるべく食べる直前に調理したいものです。

揚げたて、かりかりは最強にうまいです。
お弁当でも、揚物を一番最後の工程に持ってくることで、あるていどのかりかり感を残すことができます。

さて、沢山揚げたいものがある時、揚物の調理に順番があるとするならば、油の汚れが少ない順となります。

まずは野菜から。
野菜も天ぷらより素揚げの方が汚れが少ないです。

その次はパン粉をつけたカツ類です。

一番汚れるのは鶏の唐揚げや竜田揚げやでしょう。
焦げた粉で油が一気に汚くなります。

前述の海老の香味揚げは素揚げですが、さっと素揚げしただけでかなり油が汚れます。
でもつくりおきがきくので、先に調理しています。

揚げる順番としては☆
野菜の素揚げ→
野菜の天ぷら→
肉類・魚介の天ぷら→
海老フライや豚カツ→
竜田揚げという順番で揚げれば、揚げ油を最大に生かせるわけです。

途中で天かすやパン粉が沢山浮くようになったら、熱い油を一度濾してまたフライパンに戻せば、キレイに揚げられます。(やけど注意)

その11.ハスのはさみ揚げ(明太子br.)【意外に人気】

切り口に明太子のピンク色がきれい!

ハスにはさむのは、ミンチでもツナ缶でもお刺身の残り(みじん切り)でもOK!色々バリエーションを考えてみて!

材料

  • ハス/直径5〜6cmのもの
  • 明太子(切り子で充分) 適量
  • 大葉
  • 溶き粉/小麦粉・和風だしの素・水
  • 揚げ油

作り方

1.ハスは土を洗い、皮をむいて5mm厚さに切る。
ハス2枚で明太子と大葉をサンドするので偶数枚準備。
調理までに時間がかかる場合はあくが出るので水にさらす。

2.ハスの水分をキッチンペーパーでふき取り、両面に軽く小麦粉をはたく。
大葉にも軽く小麦粉をまぶす。

3.明太子を適当な大きさにカットし、ハスの片面に平らに塗る。
薄皮はそのままでOK。
もう一方には小麦粉をまぶした大葉を乗せ、2枚を合わせる。

4.小麦粉に和風だしの素を加え、少しづつ水を足しながら、ちょうどいい固さになるまで混ぜる。

5.衣をつけ、170〜180℃の油で両面をこんがり揚げる。
できれば、大葉のふちのギザギザがきれいにみえるよう、衣のつけ方を調整する。

その12.冷凍海老フライ

海老フライ大好きなので採用しました。
手間を省いて冷凍海老フライに。味は最高。
ただ、この度はしっぽがついていない海老フライを使ったので(お徳用)、可食部は多いものの海老フライだとわかってもらうまでに時間がかかったかも?

その13.豚カツ【定番で人気】

豚ロースはかねてから信頼性の高いコストコで購入しました。
これは何度もリピートしていますが今まで全く失敗がありません。
デンマーク産でありながら、サシはもちろん、赤味までうまい。
私の中で不動の人気です。食べやすいよう、豚ロース1枚を6等分くらいにします。

材料

  • 豚ロース
  • 溶き粉/小麦粉・和風だし・水
  • パン粉
  • 揚げ油(ヘルシーリセッタ)

作り方

一般では、溶き卵にくぐらせたのちパン粉をまとわせると思うのですが、
わが家では卵は使いません。
小麦粉+水+和風だしの素で溶き粉を作ります。
卵だけだと、くっつくパン粉の量が少なく、貧相になるのと、常に卵は分量ピッタリでなく、余ってしまうのがイヤだからです。

薄めなら天ぷら用の溶き粉、濃いめならパン粉をつける前の溶き粉として流用しています。

これは私の実家が一時お弁当屋さん(総菜屋さん)をしていた時に学んだことです。
正式ではないかもしれませんが、うちではずっとこれで作っています。

1.豚ロースは表面の水気をふき取り、一口大に切る。
厚みがある時は包丁の背でたたいて延ばす。

2.バットに並べ両面に塩コショウをふる。

3.両面に軽く小麦粉をまぶす。

4.溶き粉をつくる。
小麦粉に和風だし小さじ1/2(適当)を入れ、調整しながら水を混ぜる。
先ほどのハスのはさみ揚げに使った溶き粉があれば、もう少しとろみがつくよう濃さを調整してそのまま使ってもOK。

5.豚ロースに溶き粉をからませ、パン粉をまぶす。

6.170〜180℃の油で両面を揚げる。

以上、大体こんな感じです。次回はもっとブラッシュアップ&ラクに作業をしたい!

次回に向けた改善点は…

やっぱり日本人です☆桜きれいですねやっぱり日本人です☆桜きれいですね

改善その1.もう少し濃い味付けに

全体的な反省は、家で食べる時のようにデリケートな味付けだと、薄く感じてしまうことがわかりました。やっぱり砂糖&しょうゆの甘辛味は鉄板。もっと活用します。

改善その2.量的に、保存容器がもう一つあっても良かったかも

持って行ったお料理がほぼ無くなったので、良かったな〜とも思ったのですが、今回のお花見は5名で滞在時間が6時間。最後頃はおつまみをつまんでいましたが、もしかすると全体量が少なかったか?味が濃く、ちょっとずつつまめるものなら、まだ箸が進んでいたのでは。次回の検討事項です。

改善その2.生野菜も手を抜かず

添え物で、ある程度残ることを前提に準備した付合せの野菜類ですが、案外全部食べてもらえました。その中でトマトが美味しくなかったのが気になりました。次回はお宝トマトとか、亀ちゃんトマトとか、味のいいトマトを買おうと思いました。

改善点その3.一口を小さく、素材をわかりやすく

心理的に、小さくて一口大だ取りやすい。そしてぱっと見て素材がよくわかる料理は取りやすい。何でできているかわかりにくいものはなかなか取ってもらえない感じです。やっぱり見た目は大事!

来年に向けてさらに飛躍*

これを参考に、来年のお花見はらくちん&バージョンアップしたお弁当を目指したい思います。ご参考になるかどうか…不安ですが、家事&段取りニガテなハピモリのまとめがみなさんのお弁当づくりの一助になればうれしいです!

ABOUT ME
はぴもり
結婚・子育てを経て再びシングルに。円熟の時代を迎えた大人女子。人生の午後をココロゆくまで楽しみたい!「人生を楽しむワザ」にかけては上級者と自負(笑)。好きなこと、素敵なことにフォーカスしてわくわくの毎日を!ついに会社をやめ、プロのニート(?)に。 【はぴもりマガジン】https://hapimori.xyz/を通じて「女性はいくつになっても自由に人生を謳歌する」情報を発信中。 マイブームは、blender。 ※Amazonのアソシエイトとして、当メディアは適格販売により収入を得ています。